著者 wallpaper-calculator

壁紙のリピート解説(ストレートマッチとハーフドロップ)

壁紙ラベルの縦リピートが意味するもの、フリー・ストレート・ハーフドロップの違い、そして各マッチが裁ち丈と発注本数をどう変えるか。

計算ツールを使う: Wallpaper Calculator
壁紙2枚ずつの組を2組。ひとつは継ぎ目で柄が水平にそろうストレートマッチ、もうひとつは2枚目が半リピート下がったハーフドロップ

リピートは壁紙ラベルで読み飛ばされがちな数字で、7本の見積もりを9本の発注に変えてしまうことが最も多い数字でもあります。壁に必要な枚数は変えません。変えるのは各枚を裁つ長さで、それがロール1本から取れる枚数を変え、その先すべてを変えます。マッチ種別とリピートを入力すれば計算機が適用します。このガイドは、入力した内容を理解するためのものです。

縦リピートとは

柄のどこか1点を見てください。同じ点が再び現れるまでロールに沿って真下にたどります。その距離が縦リピートです。小さな幾何柄は数センチごとに繰り返します。大柄の花柄や風景柄は24インチや36インチごとに繰り返すことがあります。無地の織り目調や縦ストライプには意味のあるリピートがありません。どこで裁っても2片はそろうからです。

リピートはラベルに長さとして印字されます。米国のラベルはインチ、欧州のラベルはセンチメートルです。メートル法計算機はセンチメートルの数値を印字どおりに受け取ります。

3つのマッチ種別

リピートと並んで、ラベルは隣り合う枚どうしの関係を示します。業界にはもっと多くの種類がありますが、一般の住まい向けに売られるものはほぼ3つで尽きます。

フリーマッチ(ランダムマッチとも)。枚どうしをそろえる必要がありません。織り目調、草バリ、たいていのストライプがこれです。各枚は壁高 + 切り代で裁つだけです。

ストレートマッチ(水平合わせとも)。モチーフがどの枚でも同じ高さに来るので、柄は各継ぎ目を水平に渡ります。そのためには各枚が柄の同じ位置から始まる必要があり、つまり各裁ち丈はリピートの整数倍へ切り上げられます。

ハーフドロップ(ドロップマッチ、オフセットマッチとも)。各枚が隣に対して半リピート下がるので、モチーフは壁を斜めに進みます。大柄のデザインはハーフドロップが多く、ストレートマッチで出がちな横方向の帯を隠せるためです。壁紙は最も多く要ります。リピートの整数倍への切り上げに加え、1枚おきの半リピートのずれも見込む必要があるからです。

マッチが裁ち丈をどう変えるか

8ft(96インチ)の壁と切り代4インチ、つまり柄を考える前で100インチの壁紙。ここに21インチのリピートを適用します。

マッチ ルール 裁ち丈 27ftロールから取れる枚数
フリー 高さ + 切り代 100 in 3(24 in余る)
ストレート リピートの整数倍へ切り上げ 105 in 3(9 in余る)
ハーフドロップ 整数倍 + ½リピート 115.5 in 2(93 in余る)

見るべきはハーフドロップの行です。同じロールが同じ壁で3枚ではなく2枚しか取れず、各ロールの余りは93インチ、1枚には足りない8フィート近い壁紙です。22枚必要な部屋なら、ロス分を加える前で8本ではなく11本になります。

柄物で計算機の答えが割れる理由

壁面積をロール1本あたりの固定カバー率で割る販売店の計算機は、リピートを見ることができません。面積は裁断のことを知らないからです。代わりに柄の分として百分率を足すものもありますが、それは切り上げそのものではなく切り上げについての当て推量です。このサイトの枚数方式は切り上げを実際に行い、そのうえで面積の数字を隣に表示して、あなたの部屋で両者がどれだけ離れるかを見せます。小さなリピートなら一致します。大きなハーフドロップでは3分の1ほど食い違うことがあります。

ラベルからリピートを読む

リピートは長さとして現れます。「リピート 21 in」「縦リピート 53.3 cm」「Rapport 64 cm」。マッチ種別はその横に、語か記号で置かれます。同じ高さの矢印2本はストレートマッチ。片方がずれた矢印2本はハーフドロップ。丸印、ダッシュ、または「random」の語はフリーマッチです。

サンプルしかない場合は、モチーフの特徴的な点を見つけ、次に現れるところまで真下に測ります。2片を並べて置き、水平にそろうか(ストレート)、ずらす必要があるか(ハーフドロップ)を確かめてください。

壁画は別の問題

壁画は、番号のついたパネルのセットに印刷された1枚の絵です。リピートはなく、問いはロール1本に何枚収まるかではなく、壁に何パネル必要で、どれだけ裁ち落とすかです。それは壁画・パネル計算機が扱います。

入力して裁ち丈の変化を見る

壁紙計算機でマッチ種別を選び、ラベルのリピートを入力してください。ロールの図で各枚の端にかかるハッチングが、いま読んだ切り上げそのものです。表示は、リピートが大きくなるにつれてロール1本の枚数が減っていく様子を示します。ロス率のガイドはその上に乗るロス分を扱い、部屋サイズ表は同じ部屋が無地と大柄でどう変わるかを示します。

よくある質問

壁紙のリピートとは何ですか?

ロールに沿って測った縦方向の距離で、そこを過ぎると柄が最初から繰り返します。21インチのリピートなら、どの点のモチーフも21インチ下に再び現れます。ラベルは長さとして印字し、たいていその横にマッチ種別の小さな記号を置きます。

リピートがある場合、壁紙は何本必要ですか?

まず裁ち丈を求めます。壁高に切り代を約4インチ足し、リピートの整数倍へ切り上げます(ハーフドロップならさらに半リピート)。ロール長をその裁ち丈で割り、切り捨ててロール1本の枚数を出します。次に、ロス分を加えた総枚数をロール1本の枚数で割り、切り上げます。リピートは、壁に必要な枚数を変えることはありません。変えるのは、ロール1本から取れる枚数です。

リピートのある壁紙はどう計算しますか?

8ftの壁で21インチのストレートリピートなら、96 + 切り代4インチ = 100インチを 5 × 21 = 105インチへ切り上げ、1枚105インチ。27ft(324インチ)のロールから 切り捨て(324 ÷ 105) = 3枚。リピートがなければ裁ち丈100インチでやはり3枚ですが、24インチのリピートでは裁ち丈が120インチになり2枚しか取れません。計算機はリピートとマッチ種別をそのまま受け取ります。

壁紙のリピートはどこで確認できますか?

ラベルと商品ページに長さとして印字されています。「リピート 21 in」「縦リピート 53.3 cm」などです。マッチ記号を横に印刷するメーカーもあります。サンプルしかない場合は、モチーフのある点から真下に、同じ点が次に現れるところまで測ってください。

ストレートマッチとハーフドロップの違いは何ですか?

ストレートマッチではモチーフがどの枚でも同じ高さに来るので、柄は継ぎ目を越えて水平にそろいます。ハーフドロップ(ドロップマッチ、オフセットマッチとも)では、各枚が隣に対して半リピート下がるので、柄は斜めに進みます。ハーフドロップはそのずれを見込む分、1枚あたりの壁紙が余計に必要です。

リピートは必要な壁紙量にどう影響しますか?

裁ち丈を通じて影響します。柄をそろえるために各枚をリピートの整数倍で裁つので、どの裁ち丈も壁より長くなります。裁ち丈が長いほどロール1本の枚数は減り、枚数が減るほど本数は増えます。リピートが大きいほど切り上げも大きく、発注量も増えます。

フリー・ストレート・ハーフドロップのどれかをどう見分けますか?

ラベルを読んでください。フリーマッチは丸印か「random」の語で示されることが多く、織り目調やストライプによくあります。ストレートは同じ高さに並ぶ2本の矢印。ハーフドロップは片方がずれた2本の矢印。記号がなくリピートだけの場合はストレートとみなし、2片を並べて置いてサンプルで確かめてください。

壁紙計算機は壁画に使えますか?

ロール用の計算機は使えません。壁画は1枚の絵になるパネルのセットとして印刷され、リピートがありません。問いはロール1本に何枚収まるかではなく、壁を覆うのに何パネル要るかです。それには壁画・パネル計算機を使ってください。

ガイド一覧